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フジバカマ

先日愛媛県の砥部動物園でフジバカマが群生しているのを見つけました。フジバカマは秋の七草の一つで、乾燥させると成分が変化してなんともいえない芳醇な香りが出現します。そのため民間では入浴剤などに用いたりしますが、漢方では佩蘭(ハイラン)と呼んで、胃の調子をよくしたり、余分な水分を排出したりする効果を目標に使用されます。生の状態ではほとんど香りはしないはずなのですが、この日はそれとなくよい香りが辺り一面にただよっていました。