漢方薬の歴史
神農
漢方薬の祖とされる神農

漢方の歴史

漢方薬の歴史は古く、二千年ほど前にはその医学体系はすでに確立されていました。伝説では神農という聖人があらゆる植物を食べて、1日に70回も中毒になりながら薬草の作用や毒性を調べたと伝えられています。この神農も最後には毒草の中毒で亡くなってしまうのですが、このことは漢方の理論が古代人によるおびただしい数の経験の上になりたっていることを意味しています。

近年西洋医学ではエビデンス(根拠)のある治療を行うことがトレンドとなっています。このエビデンスはたくさんの実験によって効果が認められたという意味ですから、漢方薬はこの二千年を超える人体実験によるエビデンスが反映された最も信頼のおける薬と言うことが出来ます。せっかくこの高知で本格的な漢方を体験できるのですから、是非漢方をお試しになることをおすすめします。