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リンドウ

野草や園芸用としてよく栽培されるリンドウはその根っこを竜胆と呼んで漢方薬として使用します。その根っこが胆汁の様に苦く、登り竜のように上昇する身体の病的なエネルギーを抑える作用があることからつけられた名称です。具体的には痙攣、湿疹、目の充血、高熱、頭痛などに効果があります。最近は田んぼのあぜ道などでも滅多に見ることはなくなってしまいました。写真はしばらく前に開花しているのを見つけて牧野植物園で撮影したものです。