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自然が教えてくれる「土台」の大切さ 〜木の根と骨盤の共通点〜

自然が教えてくれる「土台」の大切さ 〜木の根と骨盤の共通点〜

ある山道で見た光景。
台風で根元が大きく曲がってしまった木々が、倒れずにそのまま空に向かって真っ直ぐ立ち直っているのです。
地面にしっかり根を張っているから、どんなに揺らされても折れずに成長できる。

人間の体もこれと同じです。
骨盤や下半身という“土台”がしっかりしていれば、多少姿勢が崩れても、動きが乱れても、上半身は本来の位置に戻ろうとします。

 

骨盤は上半身と下半身の「つなぎ目」であり、姿勢・バランス・動作の軸となる部分。土台が崩れると、背骨や肩、首などに負担がかかり、疲労やケガの原因に。

 

初心者向けの簡単なトレーニング3選

  1. ヒップリフト
     仰向けで膝を立てて、お尻を持ち上げる。骨盤の安定+お尻・ハムストリング強化。

  2. ワイドスクワット
     足を肩幅より広く開いて行うスクワット。内ももと骨盤周辺の安定に効果的。

  3. 片足バランス
     片足で30秒立つだけ。骨盤・足首の安定性を高め、姿勢を整える。

木が倒れないのは、根が強いから。
人もまた、骨盤や下半身が整ってこそ、本来の姿勢や動きが戻ってきます。
見た目を整えるのも、痛みを防ぐのも、まずは「土台」から。