【お盆休診のお知らせ】
誠に勝手ながら、当院は**8月10日(月)~8月15日(土)**まで休診とさせていただきます。
8月17日(月)より通常通り診療いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
土用の丑の日と東洋医学
「土用の丑の日」と聞くと、うなぎを食べる日という印象が強いかもしれません。
東洋医学における「土用」は、実は夏だけではなく、春・夏・秋・冬それぞれの季節の終わり約18日間を指します。これは次の季節へ移り変わるための調整期間であり、五行では「土」に属し、「脾(ひ)」の働きが特に重要となる時期です。
また、「丑」は十二支の一つですが、東洋医学では十二支同士の関係も重視します。丑の対側に位置するのが未であり、両者は「衝(しょう)」の関係にあります。未は五行では「土」、臓腑では脾と深い関係があるため、丑の日には未の気が影響を受け、結果として脾気が不足しやすいと考えられてきました。
脾は東洋医学では、食べたものを消化・吸収して全身に栄養を運び、気血を生み出す中心的な役割を担います。脾の働きが低下すると、食欲不振、胃もたれ、疲れやすさ、むくみ、夏バテなどの症状が現れやすくなります。
こうした時期に、栄養価が高く体力を補ううなぎを食べる習慣が広まったのも理にかなっているといえるでしょう。もちろん、うなぎだけでなく、消化のよい食事を心掛け、冷たい飲食物を摂り過ぎないこと、十分な睡眠を確保することも脾を守るうえで大切です。
季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもあります。
疲れが抜けない、胃腸の調子が優れない、食欲がないなどの症状が続く場合は、漢方薬によって体質に合わせたケアを行うことも有効です。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
